社長メッセージ

電気は生活に欠かすことのできないライフライン

米良電機産業株式会社は、1952年創業。地域に根付く企業として一歩一歩、着実に歩みを進めてきました。

コロナ禍、国際紛争、大規模自然災害、価格高騰、急速なデジタル化社会への移行 － 私たちは予測不可能な時代、そして大きな変革の時代を生きています。ＳＤＧｓ、持続可能性、脱炭素社会の構築など、自然環境を守ることや資源を大切にすることへ社会全体の意識がぐんと高まっていることは、皆さんも肌で感じていることでしょう。

弊社は電気設備を扱う企業です。電気は、人々の生活に欠かすことのできないライフライン。原材料の高騰や物流の停滞、そして大規模災害が起ころうとも、卸売業者として、電気設備を安定的に供給し人々の生活を守ることが我々の使命です。

時代のニーズにこたえ、環境負荷を軽減するＬＥＤ照明器具はもちろん、蓄電池、太陽光発電システムなど非常時に対応可能な商品や自然エネルギーを活用するための商品も取り揃えています。自治体とも協力し、命と環境を守るための事業にさらに力を入れていく考えです。

地元に根差し地域を支えることが使命

また、弊社は宮崎県プール整備プロジェクトのマネジメントも担っています。これは、国際記録が認められるプール施設と大学のサテライトや民間企業などが入る大型複合施設の整備であり、まちの風景や人の流れを変える大型開発事業です。特に若い人たちが、にこにこ笑いながら歩くにぎやかなまちにしたい。人の流れが宮崎のまちなかに戻ってくる仕組みの一助としたい。地元密着型の企業としての新たなチャレンジとも言える取り組みです。

長年、宮崎県を拠点に事業を展開してきた我々には、地元にかかわり続ける責任があると思っています。そのため、自治体への寄付・寄贈をはじめ、2017年には宮崎大学に地域デザイン棟を開所するなど、利益の中から地元を支援する地域貢献活動を続けています。今後は、農業県である宮崎県の「山・川・海」「農業」「食」といった第一次産業とのつながりによる支援・展開も視野に入れています。

人としての豊かさを育むための挑戦を全力で支援

こうした事業を展開していくためには、組織力が重要です。社員一人ひとりの力を上げることが組織の原動力となります。私は、すべての社員に「元気」と「誠実さ」を求めます。そして、時代の変化に気づくアンテナ、感受性を持ってほしい。そのため、当社は人材教育に力を注いでいます。社員同士のコミュニケーション促進や勉強会を行っているのはもちろん、仕事に有益な資格取得や、人としての豊かさを育む各種生涯学習等の受講も支援しています。

「失敗も、成果です」。最近、私にそう言った若手社員がいます。恐れず取り組む行動力は当社の財産です。「元気」で「誠実」な姿勢が、豊かな人間力を生み出します。100年企業を目指して、ともに進む若い力を求めます！